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Claudeに一言で商品動画を生成 Motionの料金と会社利用の注意点

Claudeに一言で商品動画を生成 Motionの料金と会社利用の注意点
3行でわかる
  • AI動画サービスMotionは、Claudeへ商品URLや指示を渡すと、台本、音声、音楽、映像をまとめて作れる連携機能を発表した
  • 公式料金は買い切り5ドルから月額99ドルまで。ただし、動画1本で何クレジット使うかは公開ページだけでは分からない
  • 会社で使うなら、実在商品の資料を入れる前に、架空データで品質、権利、情報の送信範囲、自動追加購入の設定を確認したい

Claudeへの一言で、商品動画の制作工程をまとめる

米Mosaic AI Labsが運営するAI動画サービス「Motion」は2026年8月2日、ClaudeからMotionを使える連携機能を発表しました。Claudeの画面へ商品ページのURLを渡すと、台本、ナレーション、音楽、映像を含む商品紹介動画を作り、会話で「短くして」「音楽を変えて」と修正できると説明しています。

商品URLを渡すと、台本、音声、映像まで完成した紹介動画を返し、時間軸の編集画面を使わずに会話で再編集できるとMotionは発表しました。

出典:Motion公式X(原文を日本語で要約)

公式ブログによると、Motionは指示を受けた後、商品の調査、構成、場面設計、アニメーション、音声、音楽を順に処理します。生成した動画は完成品として書き出すだけでなく、文字や配置を後から手作業でも直せます。動画生成AIで起きやすい「全部を作り直さないと一部を直せない」問題を減らす設計です。

Claudeとの接続には、AIと外部サービスをつなぐ共通規格「MCP」を使います。専門知識がなくても、対応するClaudeからMotionを外部サービスとして追加し、ブラウザで利用を許可する流れが基本です。Claudeそのものに動画機能が標準搭載されたわけではなく、別会社のMotionへ接続して使う点は区別が必要です。

公式料金は3種類、動画1本の実費はまだ読めない

Motion公式サイトが示す料金は、買い切りのFlexが5ドルで200クレジット、Proが月額29ドルで1,250クレジット、Maxが月額99ドルで5,000クレジットです。単純に1クレジット当たりへ直すと、Flexは2.5セント、Proは約2.32セント、Maxは約1.98セントになります。

プラン料金クレジット1クレジット当たり
Flex5ドル・買い切り2002.5セント
Pro月額29ドル1,250約2.32セント
Max月額99ドル5,000約1.98セント

ここで大事なのは、公式の公開ページだけでは、10秒、30秒、1分の動画に何クレジット必要かを確認できないことです。動画の長さ、やり直し回数、音声や素材によって消費量が変わる可能性もあります。月額料金だけを見て「1本いくら」と判断せず、まず5ドルの買い切り枠など小さい範囲で実測するのが安全です。

公式サイトはFlex、Pro、Maxの料金と付与クレジットを示していますが、動画1本当たりのクレジット消費量は料金表示に含めていません。

出典:Motion公式サイト(料金表示を確認)

安いプランほど得とは限らない

1クレジット当たりではMaxがFlexより約21%安く、ProはFlexより約7%安くなります。しかし、これはクレジットを使い切った場合だけの比較です。月内に使い切れない、完成まで何度も作り直す、社内確認で制作が止まる場合は、最安単価より買い切りのFlexの方が総額を抑えやすくなります。

使い方向いている始め方確認する数字
初めて1本試す小さい買い切り枠完成までの総消費クレジット
毎月複数本作る試作後に月額を比較採用できた動画1本当たりの実費
AIに自動制作させる上限を決めた専用アカウント追加購入と自動補充の回数

動画AIの費用は、生成ボタンを押した回数ではなく、実際に公開できた動画の本数で見る必要があります。仮に10本作って2本しか採用できなければ、見かけの生成単価の5倍が実質的な制作費になります。人が行うブランド確認、字幕修正、事実確認、権利確認の時間も別にかかります。

会社利用で見落としやすい自動課金と権限

Motionの公式技術文書には、人が毎回操作しなくても動く専用のAIアカウントを作れる仕組みがあります。カードを一度登録すると、AI側からクレジットを追加購入でき、自動補充も設定できます。大量の動画を自動制作するには便利ですが、上限や停止手順を決めないまま使うと、想定外の課金につながります。

専用アカウントへカードを登録した後は、クレジットの直接購入と自動補充を設定でき、AIが人の入力なしで支払いを続けられると公式文書は説明しています。

出典:Motion公式MCPガイド(原文を日本語で要約)

接続時に許可される範囲には、動画制作だけでなく、アカウント管理、クレジット購入、クレジット管理も含まれます。会社で使う場合は、制作担当者の個人アカウントへ会社カードを登録するより、Motion専用の会社アカウントを作り、月の上限、追加購入できる人、異常時に止める人を決める方が管理しやすくなります。

会社で安全に試す5段階

Motionは商品ページ、ロゴ、自社撮影素材などを読み込ませて動画を作れます。つまり、便利さと引き換えに、外部サービスへ会社の素材を渡す場面が生まれます。未公開商品の画像、顧客名、人物の映像、契約前の音源をいきなり入れてはいけません。

  1. 架空の商品ページと仮のロゴで接続と課金の流れを確かめる
  2. 10秒など短い動画を1本作り、総消費クレジットを記録する
  3. 字幕、商品名、価格、URL、ナレーションの事実を人が確認する
  4. 画像、映像、音楽、声、ロゴを公開に使える権利があるか確認する
  5. 月額へ移る前に、追加購入、自動補充、退職者の接続解除、緊急停止の担当を決める

今回、AI深報は公式発表と公式サイト、公式MCP文書を照合しましたが、実際の動画品質、生成時間、1本当たりの消費クレジット、入力素材の詳しい保存期間は独自に検証できていません。公式デモが一度の指示で完成していても、別の商品や日本語の長い字幕で同じ結果になるとは限りません。

「一言で動画が完成」という説明だけでは導入費用を判断できません。プランごとの1クレジット単価は分かりますが、動画1本の実費は未公表で、AI自身がクレジットを購入・自動補充できる課金権限もあります。素材、権利、課金を誰が止めるかまで決める必要があります。

※ 本記事は公開時点の一次情報にもとづいています。最新の状況は出典をご確認ください。

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監修者 水間 雄紀

監修者:水間 雄紀

株式会社AIMA 代表取締役

1986年和歌山県生まれ、近畿大学卒。金融機関、経営コンサルティング会社を経て、2018年にコンテンツ制作の専門会社である株式会社circlizeを創業。2024年、ラグザス株式会社に事業譲渡。現在は株式会社AIMAにてAI×マーケティング事業に従事し、株式会社ラグザス・クリエイトでコンテンツの品質管理責任者を務める。

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