OpenAI、Codex操作盤「Codex Micro」を230ドルで予約開始

- OpenAIが、Work Louderと共同設計したCodex向け操作盤の予約受付を始めた
- 価格は230ドルで、エージェントの状態表示やCodex操作用の物理キーを備える
- BluetoothとUSB-Cで接続でき、MacとWindowsに対応する
何が発表されたか
OpenAIは、キーボード機器メーカーのWork Louderと共同設計したCodex向け操作盤「Codex Micro」の予約受付を始めました。OpenAIの公式販売ページに記載された価格は230ドルです。
製品名としては「kbd-1.0-codex-micro」と表記されています。公式ページでは出荷予定を7月24日としていますが、購入地域ごとの送料や到着日は注文時に確認する必要があります。
これはパソコンに接続し、Codexの操作を手元のキーやダイヤルで行うための機器です。一般向けのスマートフォンや、単体で動くAI端末として発表されたものではありません。
エージェントの状態を色で確認
Codex Microには、担当するエージェントごとのキーがあります。各キーはCodexの状態に合わせてRGBで光り、エージェントが考え中、実行中、待機中、完了のどれなのかを、チャットを切り替える前に確認できます。
複数のCodex作業を並行している人にとっては、画面上の一覧だけでなく、手元の色でも進み具合を見分けられる設計です。ただし、仕事が自動的に正しく終わることを保証する機能ではなく、結果の確認は引き続き人が行う必要があります。
よく使うCodex操作を物理キーへ割り当て
ジョイスティックには、プルリクエストのレビュー、エラーのデバッグ、コードの整理など、よく使うCodexの作業を割り当てられます。専用キーでは、承認、拒否、音声入力、新しいチャットの開始などを操作できます。
回転ダイヤルでは、Codexの推論レベルをその場で調整できます。簡単な作業では速さを重視し、難しい作業ではより深く考えさせる、といった切り替えを物理操作で行う考え方です。
接続方法と主な仕様
公式仕様では、接続方法はBluetoothとUSB-C、対応OSはMacとWindowsです。入力部分は13個のメカニカルスイッチ、1個のタッチセンサー、1個の回転エンコーダー、1個の平面ジョイスティックで構成されています。
Codex用アイコンの交換キーキャップが32個付属します。ソフトウェア欄にはChatGPT CodexとWork Louder Inputが記載されています。利用前には、自社のパソコンで外部入力機器やBluetooth接続が許可されているかも確認が必要です。
なぜ仕事や会社に重要なのか
今回の製品は、AIエージェントを使う仕事が、1つのチャットへ質問する形から、複数の作業を同時に見守る形へ広がっていることを示しています。状態確認や承認、拒否を物理キーに割り当てた設計は、人がAIの作業を管理する場面を前提にしています。
一方で、230ドルの専用機器がすべての会社に必要とは限りません。まずはCodexで繰り返し発生している操作や、複数作業の見落としがあるかを確認し、キーボードのショートカットや既存の入力機器で解決できない場合に導入を検討するのが現実的です。
会社で試す場合は、便利さだけでなく、AIが変更した内容を誰が承認するか、完了表示のあとに何を検査するかを先に決めておくことが大切です。物理キーで操作が速くなっても、確認ルールまで省いてよいわけではありません。
※ 本記事は公開時点の一次情報にもとづいています。最新の状況は出典をご確認ください。
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監修者:水間 雄紀
株式会社AIMA 代表取締役
1986年和歌山県生まれ、近畿大学卒。金融機関、経営コンサルティング会社を経て、2018年にコンテンツ制作の専門会社である株式会社circlizeを創業。2024年、ラグザス株式会社に事業譲渡。現在は株式会社AIMAにてAI×マーケティング事業に従事し、株式会社ラグザス・クリエイトでコンテンツの品質管理責任者を務める。
監修者・運営会社について