本文へ移動

重要なAIニュースを、速く、わかりやすく。

運営:AIMA

Google、Project GenieにStreet View連携──実在の場所からAI世界を作成

Google、Project GenieにStreet View連携──実在の場所からAI世界を作成
3行でわかる
  • GoogleはProject Genieに、Street Viewの実世界画像を使う機能を追加した
  • 米国内の対応場所を選び、スタイルやキャラクターを指定して動けるAI世界を作れる
  • 広告、教育、観光、ロボット訓練などで、試作の作り方が変わる可能性がある

何が発表されたか

Googleは、実験的な研究プロトタイプProject Genieに、Google MapsのStreet View画像を使う新機能を追加しました。公式ブログでの発表日は2026年5月19日です。今回のキュー候補は2026年7月10日のGoogle AI公式X投稿ですが、本文の事実確認はGoogle公式ブログとGoogle DeepMindの説明で行いました。

Project Genieは、文章や画像から、ユーザーが中を移動できるインタラクティブな世界を作る仕組みです。今回のStreet View groundingにより、完全な空想世界だけでなく、実在する場所を出発点にして、別のスタイルの世界へ作り替えることができます。

詳細

Googleの説明では、ユーザーはProject GenieでMapsのピンを使い、米国内の場所を選べます。そのうえで「Desert Sands」や「Stone Age」のようなスタイル、キャラクターの説明を入れると、Street Viewの実世界画像を手がかりにした世界が作られます。

提供範囲は限定されています。公式ブログでは、Street View画像を使うProject Genieは米国内の場所で利用でき、今後さらに多くの場所へ広げる計画だと説明されています。また、Project Genie本体は、18歳以上の対象となるGoogle AI Ultra加入者へ段階的に提供される実験的なプロトタイプです。

Google DeepMindの説明では、Genie 3はリアルタイムに操作できる世界モデルで、20〜24フレーム/秒、720pのフォトリアルな世界生成、世界の一貫性、Street View groundingなどが特徴として挙げられています。ただし、研究段階のため、現実の完全なコピーや商用ゲームエンジンのような完成度を前提に見るべきではありません。

なぜ重要か

会社目線で見ると、これは「きれいな画像を1枚作るAI」から、人が動いて試せる空間を作るAIへの一歩です。たとえば観光地の見せ方、店舗周辺のキャンペーン、教育用の歴史再現、不動産や街づくりのイメージ検討などで、文章だけでは伝わりにくい企画を早く試せる可能性があります。

もう一つ重要なのは、ロボットやAIエージェントの訓練にも関わる点です。Googleは、Genieが複雑な仮想環境でAIエージェントが学習・推論するための土台になり、Waymoの道路環境シミュレーションにも役立っていると説明しています。現時点では一般企業がすぐ大規模導入する段階ではありませんが、将来のシミュレーション、広告、教育コンテンツ制作の方向を示す発表です。

※ 本記事は公開時点の一次情報にもとづいています。最新の状況は出典をご確認ください。

AI検索・LLMO対策

月額5万円で、AIに引用される会社へ

AIの進化が速いほど、自社の情報がAIにどう読まれるかも変わります。ChatGPTやGoogleのAI検索で正しく引用される状態を、AIMAが月額5万円でつくります。相談はチャットで回数の制限なし。記事・FAQの制作から公開・保守まで、本数・回数の上限なし。最低契約期間はありません。

SUPERVISOR
監修者 水間 雄紀

監修者:水間 雄紀

株式会社AIMA 代表取締役

1986年和歌山県生まれ、近畿大学卒。金融機関、経営コンサルティング会社を経て、2018年にコンテンツ制作の専門会社である株式会社circlizeを創業。2024年、ラグザス株式会社に事業譲渡。現在は株式会社AIMAにてAI×マーケティング事業に従事し、株式会社ラグザス・クリエイトでコンテンツの品質管理責任者を務める。

監修者・運営会社について
← AI深報トップへ